津軽のりんご農家から情報発信!日頃の出来事を日記に綴っています。
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10月の日記
 
収穫の秋到来。今年は少し小玉傾向?味の良さに期待したいです。
葉とらずふじの管理 2011/10/30 晴れ後曇り
王林の収穫が、本日午後の早々に終わって、有袋ふじの収穫に取りかかろうかと思いましたが、依然として着色が不順のため葉とらずの鳥害対策に取り組みました。
青年部で取り組む葉とらずは味を重視しているため、収穫時期は通常より遅めとなっています。
そのため鳥害対策も1つの課題で、私の場合は細い糸を張り巡らせることにしました。
糸を張りながら、着色の悪いところは2度目のツル回し、そして支柱入れと暗くなって見えなくなるギリギリの時間帯まで作業を続けました。
ついでに糖度も計測・・・13度くらいまで上がってきましたが、目標とする14.1度以上の糖度には、まだ時間が必要なようです。

レコーダー購入 2011/10/29 晴れ時々曇り
地デジ放送が始まり、アナログにしか対応していなかったパソコンではテレビ視聴が出来なくなったため、最近はテレビを見る機会が極端に少なくなっていました。
部屋にテレビはあるものの、レイアウト的にパソコン操作中は見ることが出来ず、加えて部屋にいる時はパソコンに向かって作業していることが多いためです。
これではダメだと、発作的にDVD(HDD)レコーダーを購入しました。
以前から、パソコンに地デジチューナーを搭載するか、地デジチューナーから外部入力でアナログチューナーに繋ぐか、テレビ視聴用にパソコンを1台組もうか・・・などと様々考えていました。
しかし結局は条件にあった物を探すことが出来ず、市販のレコーダー購入に至った経緯です。
出来たらパソコンモニタ上でテレビを見ながら作業したいと考えていたため、やはり気になった機能はDLNAです。
ネットワーク上にある録画機器に保存された番組を、他の機器で再生する事が出来る機能で、以前に興味を持った際には何やらWindows7が対応していたような・・・?
うろ覚えの記憶と、いい加減WindowsXP環境から変更したい気持ちと、最近畑仕事が疲れたな〜と言うストレス・・・それらが重なって、つい購入してしまいました。
結果は、DTCP−IP対応のソフトが必要なことを失念しており、パソコンでの視聴にはソフト購入が必要なようです。
加えて、この忙しいタイミングでOSを切り替える時間がないため、しばらくは現状維持になるかも知れません。
こうなると、部屋のレイアウトを変えてしまった方が早いかも。

王林収穫 2011/10/27 晴れ時々曇り
昨日から黄色品種の代表「王林」の収穫作業が始まりました。
今年は特に王林で花芽不足が深刻だった状況から、追い打ちをかけるようにビターピットの多発など、非常に難しい年となりました。
平年の半分ほどしか収穫量が無い恐れがあります。
適度な樹勢に落ち着いた樹では、平年に近い収穫量ですが、強樹勢の場合は少ない花芽が更に質も悪く、大きく育ったとしてもビターピットにより商品になりません。
特に年数を経たわい化樹で適正な枝幅も取れず、光が差し込まない状況では品質が劣りやすいため、改植するか1本おきに間伐して枝量減らすかの対策を講じたいと思います。

*****食べレポ334*****
店舗 弘前市 めんや ひまわり。
料理 チャーシューメン680円
以前は同様の店名「ひまわり」でカレー店があった場所に、気が付いたら出来ていたラーメン店です。
情報を仕入れてから、早速訪問・・・てっきり豚骨系かと思っていたら、普通の醤油味で若干の甘みが感じられるスープに、そんなに特徴はないけど量多めの麺、厚切りのチャーシューが少し珍しい感じで、全体的には普通にまとまってたかな?
ただ、この店には特徴があって、なんとラーメン類を頼むとチャーハン、カレーライス、ハヤシライス、お新香、サラダなどがセルフサービス、食べ放題!?今回はハヤシライスを食べましたが、考えてみたら何か書けるほどハヤシライスを知らない・・・このサービスを含めて考えると、ボリューム満点で、しかも安い!驚きです。

再びTPPについて 2011/10/26 曇り
TPPについて、最近のニュースの取り上げ方には、一方の意図を反映した明確な悪意が感じられて気分が悪いです。
農家のコメントを取り上げたとしても「・・・仕方が無いよ」という諦めや、「自分は上手くやれるから賛成」という極一部の傲慢な物を、あたかも総意であるように報じられるの事には、切り抜きされたコメントが、どんな経緯で発せられたのか理解できるだけに腹立たしいです。
こんな様子では、万が一にもコメントを求められたときには「反対」の一言しか発することが出来ません。
頑なな反対に違和感を覚える方も多いと思いますが、こればかりは農家の信念を踏みにじる事柄だけに「世の中の流れで仕方が無い」としても、「自分なら上手くやる自信がある」としても、「親兄弟、親戚は大賛成」だとしても、断固として反対です。
実際、ここまで明確でないにしても1100万人ものTPP反対署名が集まった事には理由があるはずです。
少なくとも「食」「農業」という国家を国家たらしめる大きな柱を、安易に切り売りして得ようとしている物には、本当に相応の価値があるのでしょうか?
国を開いた先は、国という枠組みが企業に取って代わられただけの未来ではないでしょうか?
壁が取り払われ、土台はスカスカに脆くなり、今以上に得体の知れない経済に翻弄される未来に、仮に少々の家具家電を揃えたところで生活は出来るのでしょうか?

地域ブランド 2011/10/24 曇り
実のところ大きな興味は無いのだけれど、もし「唐竹りんごブランド」を立ち上げるとするならば、自分ならどうするだろうか?と考えてみました。
他にはない特色を出すのが地域ブランドの第一歩、真っ先に思い浮かぶのは世間に少しは知られている「味の良さ」でしょうか?
ただ、先日も書きましたが、引きつける魅力は多少あっても気軽に手に入れる方法が無い事が問題になってくるでしょう。
単純なところでネットなどに購入できる窓口を作る・・・これだけでは知名度不足からブランド確立には至らず細々と情報発信するだけでしょう。
産直施設、加工所、その他に知名度アップのためには観光農園なども有効でしょう。
主要道路からも離れ、観光地も少なく、傾斜も多い山あいの地域ですが、条件が悪い部分は考え方を変えれば特色にも繋がると某道の駅長から伺ったことがありました。
周辺市街地に済む人は、何かしらで農家に縁がある事が多いですが、今後は縁が少なくなっていく事が想像でき、休日に市街地を離れ自然に触れる・・・そんな場面では、当地区は適当な距離感と雰囲気があるかも知れません。
多くある温泉も有効な集客力になるかも知れません。
もう1つ付け加えるのであれば「農家レストラン」でしょうか?
最近は食べ歩きの対象となる店は、強力な集客に繋がるため、ここまで揃えることが出来れば地域ブランドも夢ではない?
・・・まあ、簡単にできるはずもなく、かなり難しいでしょうね。

ツル回し 2011/10/23 曇り一時雨
現在、ツル回し作業真っ最中・・・・ツル回し?って妙な表現ですよね。
実際はツルを回すと言うより、実を回しているため実回しが正しいのかも知れません。
同じようにツル割れがありますが、ツルが割れる訳ではなくツル元の実が割れるため、実割れ、軸割れ何かが正しい表現かも?
それでも、普段のクセでツル割れと書きますが、この作業では今年のりんご栽培の成果を目の当たりにすることが出来るため、反省点や課題が見えて無性に剪定がしたくなります。
今年は、小玉りんごが多いですが、摘花・摘果もありますが若干必要ない枝を残しすぎていたのかも知れません。
どうしても花芽不足が気になってしまって・・・早く収穫を終えて、後片づけをして、剪定がしたいです。

青年部像 2011/10/22 曇り一時雨
「青森りんご」の発展を、それこそ当園の経営よりも第一に考えてきた自分も、年を重ねるにつれて、次第に余裕を無くして、平川りんごの発展、唐竹りんごの発展、そして最期は当園第一で他は関係ない・・・そんな風に変わっていくのでしょうか?
どれが良い訳でなく、悪い訳でもなく、それぞれが時々の余裕に合わせて努力することが、最終的に「青森りんご」・・・それ以上の範囲を発展させることになるのでしょう。
今、余裕を与えてもらっている(と、思い込まないとやってられない?)事に感謝をしながら、今だからこそ出来ることを努力したいです。
自分が青年部の運営に携わるにあたって、念頭に置く部員像があります。
「青年部員は年若く、農業経営に大きく関わっていない余裕を持った人々」です。
余裕があるからこそ、深く考えずに動く事が出来て(・・・締める部分は引き締める必要がありますが)なせることも有るはずです。
もちろん全員に当てはまる訳では無いけど、当てはまったと思い込んで行動してます。
逆に年を重ねて、完全に経営者になった場合だからこそ、行動に根拠を持ってなせることもあります。
そして更に年を重ねて、余裕が出てきたとき、再び「青森りんご」の発展を目指せるのかも知れません。
青年部よりも若手の印象がある4hクラブでも、全国大会などで出会う人の中には経営者どころか販売組織の長であったりするため、青年部にしても場所や作目によって形態は様々でしょう。
だからこそ、自分の青年部像を貫きたいものです。

****食べレポ333*****
店舗 弘前市 味千
営業時間 11:00〜22:00
料理 阿蘇高菜ラーメン650円
今月20日から弘前市にプレオープン中の味千へ行ってきました。
青森市には結構前から有って、3回くらいは食べた記憶があります。
サラッとした豚骨で、若干高菜の塩気がプラスされて塩辛かった気もします。
高菜なしのスタンダードで550円だと、まあ悪くはないかも知れません。
・・・が、店員の対応はイマイチかも?
店舗が広いためか対応が行き届いていないようで、複数客にはそれなりですが、1人客には目が向いていない感じで、水だけ飲んで帰ろうかな?という考えが一瞬浮かんできました。

苦手なこと 2011/10/19 晴れ
口べたな自分が苦手なこと・・・それは電話です。
アドリブに弱いため、ちょっとした話題の変化に対応できず、電話した目的である内容の全てを伝えきれないことも結構あります。
話し終えた後で「あっ!大事なこと忘れてた」となることもあり、後ほどメールで連絡する場合もあります。
しかし、りんご協会青年部部長を務めて以来、否応なく電話対応の機会が増え、全く見知らぬ人や、放送局などの農業と関連が薄いところまで腹を決めて電話をかけたり、逆に見知らぬ人から電話がかかってくることもありました。
自分でかける場合は、事前に要点をまとめた原稿なんかを作り、それでもなお神経をすり減らしながら話をします。
今日も、そんな電話をかける機会があり、昨晩当たりから頭を悩ませながら内容を考えていました。
それは、青年部による被災地支援りんご提供に関して、被災地の受け入れ先を探す内容で、未だに大変な方々に対して、どんな風に話していけば良いのかと、これまで以上に悩んでしまいました。
被災地に暮らす方々の気持ちが分かる・・・などとは、とても言えませんし、被災地でボランティアをおこなった方々ほど現地を知る訳でもありません。
ただ、メディアを通して知った情報から想像しただけでも、かける言葉がありません。
これからの支援物資提供が、場合によってはお節介や売名行為と受け取られるかも知れませんが、気持ちをもって忘れないように応援していきたいです。

検査結果 2011/10/18 曇りのち晴れ
昨日は、午前からのりんご協会役員会議、午後からの立木品評会審査、夜はりんご協会青年部の会議とめまぐるしく動き回りました。
しかも、どれも内容が異なり、立木審査では山でりんご作りをしている自負を持つ自分でも驚くような急斜面の園地・道路があったり、青年部での会議では、新たな取り組みに際し学ぶことも多かったです。
さて本題、実は1週間ほど前に放射能検査をしてもらった当園のりんごの結果が送られてきました。
1検体で13,000円(通常なら20,000円)ほども必要な検査で、放射性ヨウ素131、放射性セシウム134、放射性セシウム137の精密検出が可能で、当園における最大規模の園地から抜き取った1点を検査した結果、いずれの物質も検出できませんでした。
検査については過敏な反応もどうかと意見が割れるところでしょうが、お客様に聞かれた際に応えられるよう準備をした感じです。
検査に際しては、自分の中で「万が一にも検出されたら、身の丈を越える大事になるのでは?」と葛藤もありました。
青森県の現状を鑑み、恐らく大丈夫だろうという判断もありました。
震災前までは必要の無かった経費増加、そして大きく食の信頼を脅かしてきた放射能に、検査結果という形を持つ事ができ、自分の中では少し安心することができました。

今の作業とその他 2011/10/16 曇り一時雨
本日の作業は早生ふじ、千秋の収穫です。
この2品種を終えたことで、残す品種はシナノゴールド、王林、有袋ふじ、そしてサンふじの4品種で約3000箱以上・・・これまでで1000箱も収穫していないのに、これから3000箱って・・・1日100箱でちょうど1ヶ月です。
さて、昨日は唐竹青年部の定例会があり、今回はある肥料メーカーさんが同席して肥料の今後について話し合いました。
メーカーからも話があったとおり、数年前の石油高騰以来、農業資材費も大きく跳ね上がり、安価な資材の使用が主流となっていました。
また果樹において肥料の効果が出るには3年〜数年が必要で、安い資材でも大きな変化が見えなかった事も、今の状況の原因のようです。
毎年末に農協から届けられる肥料注文書には、多くの肥料が書かれていますが、肥料成分が似たような物、特徴のある物、有機質の多少、形状、価格など様々有ります。
その中から選んで使用しますが、短期では品質に大差がない、農協出荷では特定資材を使用しても価格に反映されない等があります。
資材の宣伝には、数年間継続で使用して、尚且つ他より品質がよいモデル園の必要性、販売まで意識した特殊性が必要なのかも誌得ませんね。

TPPについて 2011/10/14 晴れのち曇り
最近、何度もTPPについて書いていますが、農業団体でも色々動きがあるため、自分の中で考えというのをまとめたいという思いからでした。
今回がまとめです。
最近では、いかにも一般人vs農家の構図で取り上げられがちなTPP問題ですが、本当の論点をずらして仕立て上げられたように感じています。
持論になりますが、円が高騰する中で「人件費」という点で競争力を失った日本が、通貨価値を下げるのではなく「人」の価値を下げることで競争力を復活させようとしているのではないでしょうか?
もし、TPP参加によって関税撤廃となると、農業はマイナーな作物を中心に、確実に廃業する人が増えて、農業以外へ仕事を求めることになるでしょう。
その他、医療や福祉関連をはじめ、様々な分野に安い労働力が入り、失業者が溢れる状況が一時的に起き、労働者の供給過多状態になるでしょう。
供給が過多になるということは、低賃金で雇える可能性が増し、失った競争力の回復が図れる。
低賃金でも最低限の暮らしができるように、信用は多少下がるけど安い食料品・医療・福祉などを輸入する。
それでも生活が厳しいので「減税」や「補助金」などを条件付きで与え、反対意見などを押さえ込む。
・・・結果、多くの低所得者と、ごく一部の高所得者、好きなように国を動かせる政治家が住む日本の完成です。
なるほど、実に良くできた格差社会推進の構造、推進する気持ちが良く分かります。
問題は、資源も土地も少ない日本で、生産業を大きく増やす余地が少ない所?結局、国内の労働者は少なくて良いという考え方なんでしょうか。
本来であれば、一部の特権保持者vs一般人(農家を含む)の構造が、中立ではないメディアの元で誘導され、気が付いたらギリギリの崖っぷちに立っているのではないでしょうか?

TPPについて 2011/10/13 晴れ
TPP参加というのは、極論を言ってしまえば格差社会に向かっているのでしょうか?
「日本には資源が無いのだから・・・」と言う方がいましたが、では有る物は何か?技術でしょうか?
未だに技術では負けていないとしても、生産の現場は効率を求めて人件費の安い海外へ移り、最終的に国内には一部の経営者と技術者、それを取り巻くサービス業しか残らないのでしょうか?
それとも、食料品を含めた安いけど若干不安の残る生活必需品で暮らす人々が増え、安い賃金で雇うことができるようになり、今以上に格差のある世の中になり、結果として国内の生産力を増そうという計画なのでしょうか?
そういえば、現在、格差を理由にデモが起きている国がありますが、これから行き着く未来なのかも?資源が無い分だけ、より悪いのかも知れませんが。
TPPに対して消極的な視点しか持っていませんが、色々な意見があると思うので見方を変えて考えてみると、圧倒的に不利な農産物が無くなることで、条件の良い園地が取得できるかも知れません。
効率よく栽培して、コストを抑え、収穫量を増やし乗り越えていければ・・・って、消費量が落ち込んでいく中で収穫量を増やしても、販売には限界がありますね。
輸出を・・・と言っても、効率に傾倒してしまうと今の品質を保てなくなった農産物が、通貨の安い地域で販売出来るかどうか・・・第一に、条件の良い園地の取得を考えた時、果たして今の地域に住む必要があるでしょうか?
いっその事、他業種と同じように海外の安い人件費を利用して栽培しては・・・効率を求めていくと、結果として資源のない国「日本」にどれほどの価値が残るのでしょうか?
ある意味、世界全体に広がる閉塞感というのは、効率を求め無駄をそぎ落とした結果、多くの「人」自体が必要なくなったと考えているからではないでしょうか。
一部の国、企業、特権を持った人達にとっての効率良い社会ではなく、多くの「人」にとっての効率の良い無駄がある社会を目指す転換期なのかも知れませんね。
今だからこそ、無駄に思えるくらい外観が良く、美味しいりんご作りを目指すのも良いのかも?
堅苦しい話になってしまいましたが、結論としては自分が定めた信念「青森県のりんご生産者である」事を、揺るがすような事態があるならば、断固として立ち向かって行きたいと思います。

手が届かない・・・ 2011/10/12 晴れ
一部の傾斜のきつい園地で、手が届かない枝があります。
枝が柔らかい春先には手が届いたのか、摘果はされていますが、今になって届かず葉取りができませんでした。
もう1つの問題として、傾斜部分に立って手を伸ばすことになるのですが、この傾斜部分にほとんど足場が無くて、しっかり全身に力を込めて体を支えないと3メートルほどの高さの崖から落ちそうになることです。
剪定の際に、忘れずに切り落とそうと思っているのですが、冬になって雪の上で作業していると、つい届くと思って残してしまうことがあります。
来年こそは切り落とそう・・・。

*****食べレポ332*****
店舗 弘前市 一文路
料理 チャーシューメン880円
夕食が少し物足りなかったため、ガッツリと食べたいと思い一文路へ・・・この日の調子だとチャーシューメンが食べられるとチャレンジ?しました。
店内には、お客さんが一杯で、唯一空いていた席に体を滑り込ませました。
もちろん脂増しで注文、待っている間にも2組ほど客がきて結構人気のようです。
以前に比べ、やや濃いめに感じられるスープはチャーシューとの相性が良く、一気に食べ進め、麺、野菜もスルリと食べ終えることができました。
満足の一杯でしたが、食べている最中の両隣の様子・・・左側の人はボリュームを甘く見ていたためか限界の様子で、ほとんど箸が進まずに後から食べ始めた自分よりもペースが遅くなっていました。
右側の人は常連のようで、店主と会話を楽しみ「このボリュームを毎日食べて平気?」みたいな話をしていましたが、全くその通りだと思います。
たまに食べたくなる好きなラーメンだけど、席数が減って若干入りづらくなったのが残念ですね。

TPPについて 2011/10/11 晴れ
今週に入り、メディアの話題に上るようになってきた環太平洋パートナーシップ協定、いわゆるTPPについて、葉取り作業をしながら頭を悩めています。
「農業を中心に反対が多い」と言われますが、「農業を中心」と言われるようになったのは、農業以外の業種でも反対意見があるのが浸透したのでしょうか。
今日の話題では、首相が群馬県の農業法人を視察したとか、6次産業化で成功している所を視察したとか、農業は発展が見込める産業だとか言っていましたが、ごく一部の事例だけを見て、拡大解釈するのだけは止めて欲しいです。
生産から加工、販売まで農家が行うとか、関税撤廃すれば海外へ輸出ができるとか・・・例えば前者の場合、分業化して農家が生産に集中することで効率化してきた部分や品質・収量を高めてきた歴史があり、加工・販売に注力するあまり品質を落としたなどと言う話は良く聞きます。
後者の場合は、輸出において優秀な農産物として、りんごが引き合いに出されますが、実はほとんどの農産物が輸出されておらず、果物においてはりんごくらいしか成功していないそうです。
TPP参加が決まると、農家に求められるのが効率化でしょう。
消費地に近い所、平坦な場所、観光地に近い所、条件によって、やりようもあります。
ただ、自分の地域で考えてみると、面積当たりの収量が大きく作業性の良い「わい化栽培」を取り入れられる場所も少なく、収量アップ・コストダウンの方向には限界があるでしょう。
取り得る方策としては、逆にブランド化して高価格商品を目指していく事でしょうか。
自分がある意味で目指していた、誰もが平等で効率の良い世の中が、行き着く先が「これ」とは、正直考えていると気持ち悪くなります。
国際化という誰もが平等な立場になった時、弱者を求める気持ちが向かっていくのは外ではなく内側、自国の弱者に対してでした。
効率化の行き着く先が、一部の人だけがいれば動く世の中、その他大勢が必要のない切り捨てられる世の中でした。
自分の住む地域も、条件が決して良くはなく、ともすれば限界集落→集落消滅の危険性もあります。
その次は、一回り大きな地域が無くなり、連鎖を続け、最期は国が無くなってしまうのかも知れません。
農業というのは、地域そのものだと思います。
地域、故郷を思う気持ちが、震災の折りに見せた愛国心みたいな物だったと思います。
色んな物を切り捨て、切り捨て、そして今「食料」という生きるために必要な物の与奪権まで無くしてしまうのだとしたら、未来に希望を見いだすことが難しいです。
TPP参加の長所も分かりますが、短所についても詳しく理解して話し合うことが、まずは必要なのではないでしょうか?

りんごの価格 2011/10/10 晴れのち雨
少し前に聞いた話ですが、りんごの価格の上昇・下降には野菜の価格が関連しているらしいですね。
野菜が高くなると、代わりに気軽に買える健康農産物「りんご」に手が伸びるとか?
嗜好品だと思っていたのが、いつの間にか野菜と同じような立場になっていたとは・・・驚きです。
まあ、時と場合によると思いますが。
話はガラッと変わって、そろそろりんごの注文書を作る時期になりました。
「もっと格好いいデザインにして」と言われますが、素人の自分には難しい話です。
他で見た物を真似て作る事は出来ますが、オリジナルとなると手も足も出ないのが現状ですね。

葉取り作業とは 2011/10/08 曇り
りんごの話題について、改めて少し掘り下げて書きたいと思います。
現在の作業は、ふじの葉取り作業です。
りんご栽培において、多くの時間を占める作業の1つで、「葉取り」とは読んだままの意味で葉っぱを摘み取る作業のことです。
なぜ葉っぱを摘み取るのかというと、果実に日光が当たるのを遮る形で葉っぱが有った場合、その場所は赤くならずに着色ムラに繋がってしまいます。
また、日光を上手く取り入れられる樹形を目指しているものの、立体的な樹の内側には日が当たりにくい場所ができ、樹の外側の葉っぱを摘み取ることで内側にも光が入りやすくしています。
りんご1個につき、何枚くらいだろう・・・10〜30枚くらい?の葉っぱを摘み取るため、結局は膨大な時間を費やすことになります。
最近では、葉とらず栽培や、そもそも葉取りが必要のない黄色系品種も多く出始め、労働時間の分散の動きがありますが、まだまだ葉取り作業は必要な作業です。
体力的には、1ヶ所で時間がかかるため、ハシゴの上り下りも少なく、あんまり頭も使わないため楽な気がします。

風評被害について 2011/10/07 雨時々曇り
予想より早く、書類作成が片付いたので更新します。
やはり集中してパソコンに向かうと、意外と何とかなるものですね。
さて、本日はりんご協会の役員会議に出席しましたが、その中で1つ自分の中に引っ掛かったことがありました。
福島県の果樹生産者の状況を耳にし、それとは別に福島県の果樹農家を助けるために全国の果樹農家で福島産果物を購入しよう・・・という話が有ったと聞きました。
「大変だ、助けたい」と思う反面、つい「大丈夫だろうか?」と思う自分がいます。
頭では理解していても、心の奥深くで反射的に反応してしまう恐怖を完全に無くすことができません。
多くの人が、恐らく同じように感じていて、それが風評被害に繋がっており、極端に出たのが最近のニュースによくある「福島産」に対する拒否反応でしょう。
そもそも原子力とは何だったのか?私の中では、まさに矛盾の技術に思えます。
兵器として世に出た原子力は、まさに最強の矛として今でも「抑止力」という形で存在しています。
抑止力とは、つまり現在では比類する物がない最大の兵器であり、原子力=最も危険という事が一般的な概念となることで成り立っているのではないでしょうか?
それを安全・安心で、しかもクリーンな技術である・・・平和な生活を守る盾であると推し進めてきたことは、まさに矛盾でしょう。
仮に、安全・安心に近づくために、原発事故が起きても対処できるような原子炉の冷却方法や廃炉方法、被ばくの治療法などが有ったとしても、それは抑止力の低下に繋がるため簡単には公開せず、公開したときには、第2、第3の抑止力が生まれているのではないでしょうか?
変な話ですが、逆に原子力を上回る兵器が作られたとき、原子力は少し安全な技術として受け入れられるのではないでしょうか?
今、福島県を中心とした風評被害の根源は、原子力=最も危険という概念が、事故によって原子力=福島県、そして東北、東日本、日本というように広がっているためだと思います。
だとすれば、検査を徹底しても、消費者が正しい知識を得ても、心の奥でつい反応してしまうのは仕方が無いのかも知れません。
こうすれば良いのではないか・・・という考えすら浮かんでこないほど大変なことが起こってしまいました。
しかし、時間をかけても自分なりに気持ちを整理していく必要がある事です。
まずは、正しい情報と正面から向き合っていきたいです。

すこし休止 2011/10/05 雨のち晴れ
青年部の書類作りが忙しくなったため、9日頃まで更新を休むかも知れません。
パソコンに向かっても、一向に言葉が浮かんでこないので・・・。
調子が良かったら、9日前に更新することもあるかも?

雑記 2011/10/03 曇り一時雨
今日は一層寒い・・・あまりの寒さに園地でストーブを使用してしまいました。
色々なルートからの情報に寄れば、一部地域で降雹被害が有ったらしく心配です。
さて最近、深く考え込んでいることがあります。
青年部事業の一環で被災地支援を目的にりんごを届けよう・・・と言う企画を進めていますが、具体的な方法を考えていくと結構難しい部分があります。
りんご自体は集めようと思えば、ある程度の数量は集まるし、配送も何とかなります。
ただ実際に届け先をどうするか考えた時、現状では支援物資が充足していると言う情報や、どんな目的、どんな方法で届けるのか?・・・等を考えると、こちらの意志を正確に伝えて被災地と繋ぐのは難しい判断をしなければなりません。
現在は情報収集中です。

冷え込みが厳しい 2011/10/02 曇り一時雨
10月に入って急に冷え込みがきつくなりました。
今日なんかは、降雨の影響もあって手が冷たくて・・・カッパを着てるので大半は濡れることが無くても、細かな作業が出来るように手だけは素肌に近い作業環境になってしまいます。
ふじの葉取り作業も、たぶん折り返し地点まで進んだと思うので、この調子でペースを落とさず頑張ります。

雑記 2011/10/01 曇り一時雨
我々1人1人に同等の権利があるのなら、また同等の責任も無ければならないのだと思います。
権利の格差を主張するなら、民主主義における数の優位を振りかざし責任ばかりを逃れるのは間違っています。
それは民主主義の名を借りた数の暴力だと思います。
例えば原発事故において、益を最も享受してきた人々が責任を取らないなら、一体他の誰が責任を取るのでしょうか?
以前に書いたと思いますが、自分の周りのなるべく多くの人々が平等に幸福になろうとするなら、比較する(競う)べき対象をなるべく関係のない外に持つ必要があります。
今の日本の状況は、苦しいだけに自分の中に比較対象を作り、弱いところを見つけては、それより幸福だと安心し、弱いところは、さらに弱いところを探して幸福を得る・・・自分の外ではなく内に敵を作ってしまっているような悪循環を感じます。
ただ、これだけ流通速度が速くなり、情報に至っては瞬時に行き来する現在において、世界は狭くなりだし、外に比較対象を作るのも限界に来ているのではないでしょうか?
だからといって、SF映画のように宇宙に人類が進出する・・・なんて言うのも、まだまだ先に思えるし、この狭い世界の中で、多くの人々の幸福を得るには誰と競っていけばよいのか、弱い者いじめは正しいのか?仕方がないのか?自分だけの幸福を求めることが正しいのか?これから一生懸命考えていく必要がありそうです。

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